「女性はもう少し堂々と手を挙げたらいい」、シスコ日本法人社長(下)(経営の本音)

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 堅調にビジネスを伸ばしているというシスコシステムズ日本法人。その課題と不足している人材とは。さらに「女性がリーダーとして活躍するために何が必要か」について鈴木みゆき社長に語ってもらった。

(聞き手は戸川 尚樹=ITpro編集長、編集は堀内 かほり=日経NETWORK)


日本でのビジネスは堅調とはいえ、課題はあるかと思います。

 ビジネスモデルの転換をいかに迅速に進められるかどうかです。やはりハードウエアからソフトウエア、サービスを提供するということに移行するのは容易ではありません。フレキシブルなコンサンプションモデルや月額課金モデルなどを実現するには、パートナー企業の皆さんに対する教育など様々な体制を変えていかねばなりません。

(撮影:陶山 勉、以下同じ)

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 新たな製品・サービスを開発した場合、既存のものと競合する可能性が全くないとはいえません。とはいえ、お客様にとって有効なソリューションを提供することが我々の責務です。例えばクラウド型のサービスがお客様にとってベターなら、それをきっちりサポートするということです。

変革を拒む人は許容できない

過去の成功体験に縛られ、「分かっちゃいるけど変えたくない」という従業員が多くて困るということはないですか。

 大部分の人たちは変化に対してやりがいを感じ、ワクワク感を持っているように思います。成長するために変革は必要なことです。それを拒んで「過去のやり方でもいいじゃないか」と考えるような人もたまにいますが、それは許容できません。

シスコで不足しているのは、どのような人材ですか。

 これまではネットワークインフラ、データセンターのサーバーインフラなどの領域で価値を提供してきましたが、今後は、顧客のデジタル変革をどれだけ支援できるかどうかが問われます。このためにはお客様のビジネスを深く理解しなければなりません。事業部門と同じレベルで対話できる、ビジネスコンサルタントのような人材を採用、育成する必要があります。

 さらにセキュリティ関連技術に強い人材も増やしたい。すでに豊富なセキュリティ人材を抱えているとは思っていますが、需要は爆発的に高まっていますから。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、サイバーセキュリティとフィジカルセキュリティの両方を融合した世界を理解できる人材が必要です。

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