KCCS、IoTネットワーク「SIGFOX」を都内から開始

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スマートパーキングや宅配ピザの温度監視を実現

2017年02月27日 15時55分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

 2月27日、京セラコミュニケーションシステムはIoTネットワーク「SIGFOX」のサービス提供を開始した。本日から東京都内でのサービスを開始し、2017年3月までに都内23区、川崎市、横浜市、大阪市、2018年3月までに政令指定都市を含む36都市、2020年3月までに全国にサービスエリアを拡大していく。

 SIGFOXは低価格・低消費電力・長距離伝送を特長とするグローバルIoTネットワーク。LPWA(Low Power Wide Area)を代表するネットワークとして欧米を中心に31か国で展開されており、日本国内においては、KCCSが独占展開を行なう。

 KCCSではデバイスメーカー・IoTサービスプロバイダなど、各分野の企業約70社とパートナーシップを結んでおり、今回のサービス提供にあたりパートナーからサービスが提供される。

 オプテックスは東京都内で管理・運営されているコインパーキング向けの車両検知システムをスマートパーキングとして提供。駐車場に設置した車両検知センサーとSIGFOX通信を連動させ、クラウド経由で車両の駐車状況(満空)が確認できる仕組みを構築する。駐車場の地中にループコイルセンサーを埋設工事することなしに最小限の投資で車両管理が可能になるという。

スマートパーキングの利用イメージ

 また、アイ・サイナップはストロベリーコーンズが運営する宅配ピザ「ナポリの窯」の冷蔵庫、冷凍庫および作業空間の温度監視をSIGFOXで実現した。細かい温度監視を行なうことで、ピザ生地や材料の品質を保持し、15分ごとに各冷蔵庫の温度をクラウドに送信し、専用アプリで監視するという。

冷蔵庫・冷凍庫、作業空間の温度監視をSIGFOXで実現

 旭光電機は飲食店内の厨房機器の状態監視をSIGFOXで実験中で、厨房機器の温度変化や電動モーターの振動などを遠隔監視することで、保守・メンテナンスの効率化を図る。電力量、庫内重量、備品使用量、温度データを1日2回程度送信/電池は数年間の稼動を想定している。

 その他、社会インフラや環境、設備、物流、生活、農業などさまざまな分野で導入検討が進んでいるという。

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