センコー,運行から安全運転まで「自動車クラウド」 きめ細かな運送の把握で稼働率を向上

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ポイントはここ!

  • 最新の車載機とクラウドが連携、トラック運輸の業務効率化と安全支援を実現
  • 160あまりの業務システムをプライベートクラウドに集約、業務データを全社活用
センコー

 法人向け運送大手のセンコーは2015年5月上旬、トラックの追跡からドライバーの安全運転指導まで、最新機能を統合した運行管理システムを稼働させる。保有する全車両の運行状況をきめ細かく把握して運送業務の効率を高めるほか、最新技術を貪欲に取り込み運行の安全性を高める狙いだ。

 具体的には、位置情報から事故多発地点で運転手に警告を発したり、実労働時間を把握して運転手の過重労働を防止したりする機能を搭載した。システムと合わせてトラックの車載機も新型に刷新した。道路の勾配まで認識して運転技術を判定したり、走行時の前方映像を記録するドライブレコーダーと連動して本部に事故発生時の画像を送信したりできる。

 システム刷新を主導する生産管理部IT推進グループ長の田中成幸氏は、「デジタルタコメーターを使った運転指導は既にあるが、新システムでより道路の実情に合った運転支援や指導ができる」と狙いを語る。運行管理の他にも様々な機能を持つことから、同社は「自動車クラウド」と呼んでいる。

 新システムは、大阪府八尾市の自社データセンターで運用するプライベートクラウド上で運用する。センコーは、ほぼすべての業務システムをクラウドに移行するプロジェクトを2012年から進めている。

 このプロジェクトは2018年頃まで続く計画である。新しい運行管理システムの稼働はプロジェクトの今後を占ううえで重要なポイントとなりそうだ。

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全国に162の業務システムが分散

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