Android 8.0の「ストリーミングOSアップデート」は空き容量が限界でも更新してくれる – GIGAZINE

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Androidの場合、OSのアップデートにはアップデートファイルをいったん端末にダウンロードし、その後インストールする必要があります。しかし、端末のストレージがアプリや写真・ムービーなどのデータでいっぱいになっており、OSのアップデートがしたくてもできなかったという経験をした人もいるはず。しかし、次期OSのAndroid 8.0(Android O)からは、アップデート時のストレージの空き容量不足に悩まされる必要がなくなるようです。

A/B (Seamless) System Updates | Android Open Source Project
https://source.android.com/devices/tech/ota/ab_updates


Android 8.0’s “streaming OS updates” will work even if your phone is full | Ars Technica
https://arstechnica.com/gadgets/2017/08/android-8-0s-streaming-os-updates-will-work-even-if-your-phone-is-full/

Android 7.0ではOSのアップデートにかかる時間を短縮するために「シームレスアップデート」機能を実装しました。この機能は端末が通常時に使用するパーティションとアップデートを適用するパーティションの2つを用意する「A/B方式」を採用することで、バックグラウンドでOSのアップデートを済ませてしまうというもの。既にChrome OSなどで採用されているという実績のある機能です。

Android 7.0(Android N)のシームレスアップデートについては、Google I/O 2016の中でも語られていました。

「Android N」は一体どれぐらいパワーアップしたのかまとめ、3大テーマは「性能」「セキュリティ」「生産性」 – GIGAZINE


対して、Android 8.0ではAndroid 7.0の2つのパーティションを用意するA/B方式を採用しながら、アップデート方法は従来とは異なる「ストリーミングOSアップデート」で実行されます。更新データはインターネットから端末内にいったんダウンロードされるわけではなく、オフラインのシステムパーティションに直接ブロック単位で書き込まれるので、すぐに起動可能な状態になるとのこと。これにより、従来ならば1GBほどの空き容量が必要とされていたOSのアップデートが、わずか100KBほどの空き容量で可能になります。

ストリーミングアップデートはAndroid 8.0に組み込まれる新機能ですが、奇妙なことに、Google Playもこの機能をバックポートしているとGoogleはコメントしています。これにより、シームレスアップデートのためにA/B方式のシステムパーティションを採用しているAndroid 7.0以降の端末ならば、Google Playでもストリーミングアップデートが有効になるとのこと。

By Rob Bulmahn

ただし、ストリーミングアップデートはA/B方式のシステムパーティションを採用している端末でのみ実行可能であり、「知る限り、A/B方式のシステムパーティションを採用している端末はPixelのみ」とArs Technicaは指摘しています。また、A/B方式のシステムパーティションはシステムアップデートにより有効になるものではないので、Android 8.0が登場してもストリーミングアップデートの恩恵を受けられる端末はかなり少なくなるのではと予測されています。

ストリーミングアップデート機能はAndroid端末のメーカーが端末にA/B方式のシステムパーティションを採用するかどうかで使用できるかできないかが決まります。しかし、Ars Technicaは「AndroidのOEMはGoogleのベストプラクティスに従わないことで悪名高いです」と、ほとんどのメーカーがA/B方式のシステムパーティションを採用しないだろうと予測しています。







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