物欲と散財の醍醐味レビュー「フィリップス社エアフロス」

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前田知洋の“マジックとスペックのある人生”
第39回

2017年03月14日 17時00分更新

文● 前田知洋

「芸能人は歯が命」というキラーフレーズ

 物欲と散財の醍醐味は、家族や友人に「それって、必要なの?」と毎回ツッコまれそうなグッズを買うこと。たとえば、名刺大のインスタント写真が撮影できるだけのカメラや猫の肉球がソフトになるクリームとか…。猫の肉球クリームは、興味津々ですが猫の健康に不明なので、まだ買ってません…(笑)。
 それでいて、購入後に試して「やっぱりいらなかったかも…1点」とか「気分だけだった…3点」、「今まで買わないで、人生損した…8点」と、昭和の駄菓子屋でおなじみ『点取り占い』のように感慨にふける。それが物欲と散財の人生なのかもしれません。

 というわけで、今回はフリップス社の口腔洗浄器「エアーフロス」をレビューします。もちろん自腹だよ。

 筆者は、たまにテレビに映ったりしますが、芸能人というわけじゃありません。けれど、歯にはお金をかけています。とくに海外の舞台に立つときに歯並びの重要度は高いです。

 以前、メジャーリーグや北海道日本ハム所属だった野球選手、新庄剛志さんがインタビューで「歯にはベンツ1台分くらい使ってます」と答えたらしい、筆者の場合は、そんなにはかけてませんが、クラウン1台分くらいは投資しました(汗)。無謀にも、若い頃に稼いだお金は「貯金せずに自分に投資する」って信じてましたし、昔から筆者は物欲散財派、一直線だったわけです(笑)。

昔は「男は歯を見せて笑ってはいけません」と言う人もいましたが…

「エアーフロス」とは?

 フィリップス社の公式サイトをみると、この「エアーフロス」は「電動デンタルフロス」と説明されています。テキストだとわかりにくいので、ご存じない方に説明しますと、「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」のかわりに歯と歯の間を水流でキレイにするグッズ。歯磨きした後に使います。

 筆者は、20代の終わりに歯の矯正を終えてから、ずっとフィリップス社のソニケア(sonicare)の超音波ブラシを使ってます。量販店などで替えのブラシを買うたびに、この「エアーフロス」を見かけ、「う~ん、これ(エアーフロス)って必要なのかなぁ…」と疑問視していました。歯の間を掃除するだけなら、歯間ブラシとかデンタルフロスなら数百円なので…。

物欲ショック その1、ネットでは半額?

 しばらく悩みましたが、やっぱり購入。家に帰ってネットで検索してみると、アマゾンでは半額になってます。ガビーン!。筆者は14000円弱で買ったのに、アマゾンでは7000円くらい…。ショックで落ち込みながらも、涙目で箱の型番を確認。よく見ると値下げは違う型番でした。番号違いの製品の性能や機能差が何なのかわかりませんが、マーケッティングとか、普及版とか、きっと大人の事情なのでしょう…。トラウマになりそうなので、今後は値段をググらないことを密かに誓いました。物欲散財派としてはあるまじき行為でした…。

物欲ショック その2、ユーザーレビューの評判が悪い

 もう一つのショックは、ユーザーレビューの「以前のモデルよりパワーがない」「1年で3~4回壊れた」など、あまり良くない評判です。さらに追い討ちをかけるように、専門家(おそらく歯科医)が「あまりオススメしない」なんてブログもあり、また落ち込みました。ガビ~ん。

 しかし、そんなふうに、ムダに人柱になることこそが物欲と散財の醍醐味です。お待たせしました!以下、物欲と散財の結果レビューです。

マウスウォッシュと合わせ技で大満足

 上でチラリと紹介した専門家のブログでは「オススメしないけど、水のかわりにマウスウォッシュを使うと悪くないかも…」とあります。なるほど、愛用のマウスォッシュ(リステリン)をタンクに投入。「エアーフロス」のタンクには満タンで10ccくらい入ります。

 いつものように歯磨きをしてから使ってみます。「むっ!むっ!」まるでミニ高圧洗浄機って感じです。本体のボタンを押した0.5~1秒ほどの一瞬ですが、マウスォッシュが混合された霧状の空気がノズルの先端から放出されます。強さは、霧がたまに舌にあたると痛いくらい。でも不快ではありません。

 食べカスが挟まっていそうな場所は2、3度プッシュして30秒~1分ほどで洗浄された実感がします。

 慣れないと霧とか唾液が洗面台に飛び散るかもしれませんが、筆者がいつも使う超音波歯ブラシも同じなので、洗面台や鏡への汚れはさほど気になりません。

一瞬ながら、まるで小型の高圧洗浄機

 一番のメリットは、マウスウォッシュの使用量が5cc~10ccほどで済むうえ、うがいするよりも爽快感が持続すること。おそらく、マウスウォッシュの使用量が少くなったので口の中が刺激されず、薬剤が唾液に洗い流されないからかもしれません。

 ハンドルが大きい分、デンタルフロスや歯間ブラシよりも手が汚れないのも便利なところ。マウスォッシュの投入は、メーカーも想定しているので壊れる心配はありません。

 マウスウォッシュの使用量が激減するので、フッ素入りなど、ワンランク上のマウスウォッシュを気軽に使えるのも嬉しいところ。ただし、マウスウォッシュを使う場合、出がけなど、外出着での使用は服にシミになることがあるので注意が必要かもしれません。

 というわけで、今回のアイテムは「買ってよかった☆☆☆☆☆」。

 カジノ法案も国会を通過したことですし、みなさまも物欲と散財のハラハラ、ドキドキに是非チャレンジしてみてください。物欲と散財は自分への投資です。ただしハイリスク・ハイリターンが難点ですが…(笑)。

前田知洋(まえだ ともひろ)

 東京電機大学卒。卒業論文は人工知能(エキスパートシステム)。少人数の観客に対して至近距離で演じる“クロースアップ・マジシャン”の一人者。プライムタイムの特別番組をはじめ、100以上のテレビ番組やTVCMに出演。LVMH(モエ ヘネシー・ルイヴィトン)グループ企業から、ブランド・アンバサダーに任命されたほか、歴代の総理大臣をはじめ、各国大使、財界人にマジックを披露。海外での出演も多く、英国チャールズ皇太子もメンバーである The Magic Circle Londonのゴールドスターメンバー。

 著書に『知的な距離感』(かんき出版)、『人を動かす秘密のことば』(日本実業出版社)、『芸術を創る脳』(共著、東京大学出版会)、『新入社員に贈る一冊』(共著、日本経団連出版)ほかがある。

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