BI専業のジールが高速な分析システム、「Incorta」をアジアで初展示(ITpro EXPO 2017速報)

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 BI/DWHのコンサルなどを手掛けるジールは2017年10月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2017」で、多彩なデータを高速に分析し必要な情報を得るために役立つ分析システム「Incorta(インコルタ) Enterprise Analytics」を展示している。

 同システムでは、従来型の大規模なデータ管理システムと違い、目的や必要に応じて多彩なデータ分析の方法や利用データを選択・設計できる。既に欧米では注目されるシステムだが、アジア圏では今回の展示が初の紹介となる。

 IoTやICT技術の進化と普及により、現在は膨大なデータがストレージ上に蓄積されている。これらのデータを組み合わせ、そこから新たな価値をスピーディに生み出すには、設計から運用までに長い時間がかかる従来型のデータ管理システムでは難しい面がある。Incortaは、独自のデータ管理手法により非常にスピーディにデータを分析できる。

ジール ビジネスディベロップメント部上級チーフスペシャリストの石家丈朗氏

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 ジール ビジネスディベロップメント部上級チーフスペシャリストの石家丈朗氏によると、Incortaで約10億件のデータレコードをマッピングするのに必要な時間はわずか0.8秒という。この圧倒的なパフォーマンスのため、経営や戦略などの必要性に応じてデータ分析の切り口をスピーディに切り替え、データに新しい価値を与えることができる。同氏は高速な理由について、「メタデータをスキーマ定義するIncortaの独自性にある」と説明する。

ドラッグ&ドロップで欲しいデータを配置可能

 Incortaでは、ウィザードを使いながら基本的にマウスだけで操作できる。データソースの定義がリストで用意され、使いたいものを選択してスキーマを設定すると、取り込んだデータのジョインが自動的に行われる。メタデータを利用しているため、フィールド名が違うデータ間でもジョインが自動的に行えるのはIncortaの大きな特徴だ。「ERPでは星の数ほどテーブルを持っているが、それを整合性が取れた形でスキームの定義ができるのは便利」(石家氏)という。

 あとはデータをロードしてダッシュボードを作れば、分析が可能になる。ダッシュボードの作成も、オブジェクトとして事前に定義されたものの中からマウスで選ぶだけで済む。データソースとしては、メジャーなデータベース、アプライアンスサーバー、業務システムなどが用意されている。

Incortaの高速なパフォーマンスをアピール

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 ジールは、Incortaが稼働する環境を選ばない仕様もアピールポイントとしている。オンプレミス/クラウドを問わず導入できる。「導入に当たってのシステム要件もさほど高くない」(石家氏)という。

 同社の展示では、Incortaで多くのテーブルを取り込み、複数のオブジェクトを埋め込んだダッシュボードを多数作成しても、パフォーマンスが落ちないことを訴求していた。

 Incortaはサブスクリプション型のサービス。ユーザーの立場に応じて「管理者」「アナリスト」「レビュアー」の3つのカテゴリーがあり、それぞれのユーザー数で料金が決まる。






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