カスペルスキー、Windows OSとアプリの脆弱性管理ソフトを展示(ITpro EXPO 2017速報)

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 カスペルスキーは、2017年10月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2017」で、脆弱性管理ソフト「Kaspersky Vulnerability and Patch Management」と、仮想化環境向けのウイルス対策ソフト「Kaspersky Security for Virtualization」を展示している。

脆弱性管理ソフト「Kaspersky Vulnerability and Patch Management」のパネル

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 脆弱性管理ソフトのKaspersky Vulnerability and Patch Management(2017月5月に旧称のKaspersky Systems Managementから名称を変更)は、Windows OSやJava実行環境、Adobe Flash Playerなど、OSや各種アプリケーションの脆弱性の修正モジュール(パッチ)をエンドポイントのPCに配信して適用する機能を備える。

 同ソフトは、個々のエンドポイントで動作するウイルス対策ソフトをリモートで一元管理できるサーバーソフト「Kaspersky Security Center」向けのオプションライセンスである。同ライセンスを購入することで、管理サーバーに脆弱性管理機能を付与できる。2017年5月の名称変更は、同社が脆弱性管理に注力していることを意味している。

脆弱性管理ソフト「Kaspersky Vulnerability and Patch Management」の画面

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 同ライセンスを適用しない場合でも、同社のウイルス対策ソフトを一元管理し、パターンファイルの配信などを実施できる。一方、同ライセンスを適用すると、Windows OSをはじめ、Adobe Flash PlayerやJava実行環境など100種類を超えるアプリケーションのパッチを配信できるようになる。

 専用のエージェントをインストールすれば、同社のウイルス対策ソフトをインストールしていなくても脆弱性管理の対象になる。管理サーバーは無償で提供しているため、管理サーバーとエージェントをダウンロードして脆弱性管理のライセンスを購入すれば、同社のウイルス対策ソフトを使っていなくても脆弱性管理の機能を利用できる。

仮想化環境向けのウイルス対策にも注力

 ブースでは、仮想化環境向けのウイルス対策ソフトであるKaspersky Security for Virtualizationの最新版(バージョン4.0)も展示している。エージェントレス型の「Kaspersky Security for Virtualization Agentless」と、軽量エージェント型の「Kaspersky Security for Virtualization Light Agent」である。

 エージェントレス型は、ウイルス対策機能を1台の仮想サーバー(仮想アプライアンス)の形で提供し、サーバー仮想化ソフト(VMware ESXi)と連携して動作する。これにより、個々の仮想サーバー上のOSにエージェントをインストールすることなく、個々の仮想サーバーをウイルスから守ることができる。

 最新版の4.0は2017年7月から提供しており、ネットワーク仮想化機能である「VMware NSX」への対応などを施した。

 一方の軽量エージェント型は、個々の仮想サーバー上のOSに軽量のエージェントをインストールする必要があるが、パターンファイルの更新などのように、本来であれば個々のエージェントが個別に備えていたウイルス対策機能の一部を、外部の仮想アプライアンスにオフロードしている。仮想アプライアンスがエージェントと連携動作する仕組みを採用したことによって、エージェントを軽量化している。サーバー仮想化ソフトとしては、「VMware ESXi」または「Hyper-V」を利用できる。

 最新版の4.0は2017年6月から提供しており、軽量エージェントの動作OSを拡充し、Linuxで動作するようにした。さらにサーバー仮想化ソフトとして「Windows Server 2016 Hyper-V」を利用できるようにした。






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