複数のサービスを組み合わせられる「Microsoft Flow」を活用するワザ

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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」
第262回

2017年10月22日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

 2016年11月、マイクロソフトは「Flow」というサービスをリリースした。様々なクラウドサービスを橋渡しするサービスで、単体のサービスでは実現できない機能を利用できるようになる。プログラミングの知識なしで、複数サービスを串刺しにして活用できるのがウリ。しかも、その後どんどんバージョンアップを重ね、現在は177種類(10月17日現在)のサービス、機能と連携できる。今回は、Flowを使って、超絶便利な合体機能を活用する技を紹介しよう。

Microsoft Flowで複数サービスを便利に連携活用しよう!

177種類のサービス・アプリを連携できる

 クラウドサービスやアプリの間を橋渡しし、複数の操作を自動化することで便利なワークフローを構築できる「Microsoft Flow」(https://flow.microsoft.com/ja-jp/)。2016年11月にリリースされ、約1年が経った。みるみると機能が充実し、利用できるサービスも増え、今や無視できないレベルに来たので紹介したいと思う。

 クラウドサービスを橋渡しし、処理を自動化してくれるサービスはほかにもある。「神アプリの説明書 第46回 複数SNSでプロフ画像などを同期できる神アプリ「IFTTT」を徹底解説」で紹介した「IFTTT」(イフト)や、「柳谷智宣のkintoneマスターへの道 ― 第24回 kintoneとZapierを連携してメール通知が届くようにしてみる」で紹介した「Zapier」だ。「Flow」はどんな感じなのだろうか。早速チェックしてみよう。



「Microsoft Flow」のウェブサイト マイクロソフトアカウントでサインインする


Flowにサインインできた! まずは「テンプレート」タブをクリックしよう

 「テンプレート」には複数のサービスを組み合わせた、便利なフローがテンプレとして登録されている。有志が作成したフローもあり、すでに約750個もラインナップ。様々なサービスの活用法が提案されている。まずは、面白そうなものを見つけて試してみよう。

 Instagramへの新規投稿の画像をDropboxに保存してくれるというテンプレートを見つけたので開いてみた。「サインイン」をクリックして、DropboxとInstagramにサインインすると、「続行」ボタンがクリックできるようになる。

 続けて、フローの編集画面が開く。プログラムっぽくなり、ちょっと何をしていいのかわからなくなりそう。とはいえ、テンプレートなら、個別の機能に関するところは触らなくていい。たとえば、Dropboxのどこに保存するかといった、ユーザーが選択する部分だけを見ればいい。その後、「フローの作成」をクリックすれば完了だ。ちなみに、ユーザーがなにも設定する必要がない場合、「続行」ではなく、いきなり「フローの作成」ボタンが表示される。

 何かInstagramに投稿すると、15分前後でフローが実行され、Dropboxの指定のフォルダーに写真が保存されていた。自動連係成功だ。



テンプレートからフローを選ぶ 各サービスにサインインして「続行」をクリック



Dropbox内のどこに保存するか選ぶ 「フローの作成」をクリック



フローが作成された Instagramに投稿する



15分後、自動的にフローが実行された Dropboxに写真が保存されていた!

 ほかにもいくつか試してみる。Dropboxへファイルが保存されたら、OneDriveにバックアップするというもの。こちらも、両サービスにサインインし、フォルダーを指定するだけで、フローが完成。ファイルを保存して放置しておくと、自動的に「bacup from fropbox」というフォルダーにファイルがコピーされた。大手のクラウドサービスがいきなりなくなることはないだろうが、バックアップがあるのは安心だ。



「Dropboxの新しいファイルをOneDriveにコピーし、プッシュ通知を受け取る」を作成する チェックするフォルダーと保存するフォルダーを選択する。そのままだとルートフォルダーが選択される



ファイルをDropboxに保存する OneDriveにもコピーされた

 クラウドストレージは問題ないようなので、次はスケジュールを管理してみる。「第261回 2000万人が利用するToDo管理サービス「Trello」でタスクをスマートに管理するワザ 」で紹介した「Trello」に登録したら、Googleカレンダーにもイベントを作成するというものだ。

 こちらも、最低限の要素をプルダウンメニューから選択するだけで、フローが完成。問題なく動作した。



「Trello リストにタスクを追加したときに Google カレンダーに新しいイベントを追加する」を作成する 赤いコメ印のついている読み込むボードやリストID、カレンダーIDなどを選択する



Trelloでタスクを作成する Googleカレンダーにイベントが作成されると通知が来る


Googleカレンダーにイベントが作成されている

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