モノクロ1万枚、カラー5000枚 エプソンが新インクシステム採用のビジネスインクジェット

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高速化と前面からの給紙カセット/インクアクセスで、多様な環境に適合

2018年01月16日 20時00分更新

文● 天野透/ASCII



ビジネスインクジェット複合機「PX-M884F」(左)とビジネスインクジェットプリンター「PX-S884」(右)

 エプソンは1月16日、ビジネスインクジェット複合機「PX-M884F」とビジネスインクジェットプリンター「PX-S884」を発表した。発売日は1月25日で、価格はPX-M884Fが5万3978円、PX-S884が3万5618円。

 インクカートリッジより大容量化が可能な、パウチ状のインクパックシステムを新たに採用。モノクロ最大1万ページ/カラー最大5000ページの出力の大容量インクと、インクパックをプリンター下部に内蔵することで、PX-M884Fで幅425×奥行き535mmの省スペースを両立したという。排紙トレイは従来の伸縮式から取り外し式に変更。トレイ自体の厚みを持たせ、堅牢性を確保しているとしている。

パウチ状の新インクパック

 電源投入後のファーストプリントは、同社ビジネスインクジェットプリンターで最速のカラー5.3秒、モノクロ4.8秒を達成。用紙カセットは標準で250枚。背面MPトレイからは80枚の給紙が可能。オプションで550枚分の増設カセットを使用すれば、最大880枚まで給紙できる。ハガキ/封筒/厚紙に関しては、本体前面からアクセスできる標準の用紙カセットからの給紙が可能となった。インクも前面からの交換が可能なため、背面が壁の環境でも設置できるとしている。

 給紙機構は従来の土手分離方式からリタード分離方式に変更された。スキャナーの技術を応用したという、2つのローラーを持つ「紙分離ローラー」を採用。1つ目のローラーで用紙を送り、もう1つのローラーが2枚目の紙送りを抑制するという。これにより重送を防いで紙詰まりなどのトラブルを防ぐほか、多様な特殊用紙に対応しやすくなったとしている。

 対応用紙は一般的な普通紙のほか、垂れ幕や横断幕に使う長尺用紙に対応。最小幅は64mmで、小売業などで使われるB6ハーフサイズのプライスカードなども作成できるという。純正紙以外でも、医療業種の薬袋や小売業などのミシン目入り用紙、物流の発送伝票などを、同社で通紙確認済み。プリンター導入検討時には、業務で使用する用紙が通紙確認済みか、ウェブで事前にチェックできるとしている。

 ノズル部には自己診断システムを搭載。ドット抜けを印刷ジョブごとに自動的に検知し、画質を調整する。さらに、本体内には温湿度センサーを搭載してあり、使用環境に応じて印刷スピードや両面印刷時の乾燥時間を最適化しているという。PX-M884Fのスキャナー機能に関しても、ローラーやセンサーといった細かい部品の設計を変更してスキャンスピードを高速化。ADFスキャン速度は、モノクロ/カラーのどちらも24ipmを達成したとしている。

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